つみマスくみマス
- グッド・トイ2019
メーカー | 岐阜県 白川町(製作・販売:株式会社トーホー) |
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主な素材 | ヒノキ(白川町産東濃ヒノキ) |
製造国 | 日本 |
販売開始 | 2018年 |
概要 | 日本のものづくりの技術を感じるおもちゃ 枡づくりの技術を活かし、組んだり積んだり、さまざまな形をつくれるおもちゃ。組むことで安定感が増すので、高く大きな作品をつくることも可能です。伝統の技術を体感しながら自由な発想で作品をつくってみましょう。 |
開発経緯 | 「建築材としての需要が減っているひのきの活用を広げようと、白川町は、平成28年10月から、コンサルタント会社テイコクと大同大学と連携して木製品の開発に着手。平成29年3月までに制作した28の試作品の中から、『つみマスくみマス』は生まれました。製造は、年間70万個の木枡を生産する製材加工会社トーホー。トーホーの事業の中心は、社寺建築材や無垢階段の製造販売であり、日本が誇る木組みの伝統技法を今に受け継いでいます。」 |
- 推薦コメント
- 「伊勢神宮の式年遷宮で御神木として使用されることから有名な白川東農ヒノキを贅沢に使って作りました。ヒノキの爽やかな香りを感じながら手に触れたときの滑らかさは、本当に気持ちがよく心が落ち着きます。ヒノキの良さを存分に感じながら、凹凸を組み合わせたときのピッタリとはまる心地よさ、と同時にマスにしたときのくずれにくさ、遊んでいても安心感があります。」(遠藤 裕子)
「東濃ひのきと枡の精巧な技術を活かしてぴったりと美しく組める『つみマスくみマス』。組み木による‘構造的な強度’を遊びながら体験できバランス感覚、数学的思考、物理学的思考が育まれます。『つみマスくみマス』のスピリットは、日本の木づくりと枡に伝わる高い美意識です。遊ぶ人の積むスキル、組むスキル、想像力、思考力に伴い創造の可能性は無限大に広がり、子どもだけでなく、大人の心もとらえて離さないおもちゃです。(山佳 一美)