GOOD TOY

グッド・トイとは?

遊びのスペシャリストの投票で決まる
おもちゃの賞制度です

人は遊びを通して五感を磨き、コミュニケーション能力を養い、夢を育てます。
よいおもちゃ=グッド・トイとは、その手助けができるおもちゃのことです。
自分で遊びや楽しみを発見しながら思いっきり遊んだ人は、感じる力、考える力、
チャレンジする力をもった、人生を楽しめる人になるでしょう。
そんな人がもっともっと増えてほしいという願いを込めて、
全国の「おもちゃコンサルタント」は、グッド・トイを選び続けています。

おもちゃ・遊び文化の発展を目指して

 

美しいものをこよなく愛し、 美しいものをじぶんの力でつくりあげる
その喜びがわかる子どもたち。

みにくいものをこばみ、 みにくいものを美しいものにかえていく
その心と力をもった子どもたち。

自分たちのまわりをより美しく、より正しく、
より深く見つめる心と力をもった子どもたちに育ってほしい。

これは、私の父であり、おもちゃ美術館創設者である多田信作が50年前に書いた詩。

おもちゃを通して彼が実現しようとした世界観です。
おもちゃにそんな力があるのでしょうか。
私は心に一点の曇りもなく「ある」と信じます。


おもちゃは、子どもたちにとって、単なる「もの」ではありません。

心や身体を育むのに必要な「栄養素」を与えることが可能な大切な道具です。

 

このようなおもちゃを選ぶ助けとなるよう、芸術と遊び創造協会では、
おもちゃコンサルンタントが投票により、毎年「グッド・トイ」を選定しています。

 

おもちゃコンサルタントは、1988年にその養成講座が開講され、
資格取得者は全国で約6000名おり、
おもちゃの製作や販売、教育や子育て支援の場、
小児病棟や高齢者福祉施設などでの社会貢献活動など、
多方面におもちゃのコンサルティングを展開する専門家です。
そして、グッド・トイの広め手でもあります。


2024年度の GOOD TOY AWARD を通して、
心の栄養となるおもちゃに出会えることを楽しみにしています。

 

特定非営利活動法人 芸術と遊び創造協会 理事長
東京おもちゃ美術館 館長
多田 千尋

 

 



選考基準

各選考委員の専門性と価値観を重んじながら
柔軟な視点でおもちゃを見つめることを大切にしています。
おもちゃを見る視点として3つの方針と6つのポイントを設けています。

3つの方針

  • 健全なおもちゃ

    健全なおもちゃ

    安全性への配慮を評価するとともに、暴力行為、他を傷つける行為を連想させるもの、遊び内容が暴力的であるものは選ばれません。

  • ロングセラーおもちゃ

    ロングセラーおもちゃ

    流行を求めた一過性の楽しさではなく、ロングセラーのおもちゃとしての可能性を評価します。

  • 遊び・コミュニケーション尊重おもちゃ

    遊び・コミュニケーション
    尊重おもちゃ

    知育、早期教育への偏重を慎重に取り扱い、ユニバーサルな遊びとコミュニケーションを尊重した選考を行っています。

6つのポイント

  • 美しい色と形

    美しい色と形
  • 動きのバリエーション

    動きのバリエーション
  • 適度な大きさと重さ

    適度な大きさと重さ
  • 心地よい音

    心地よい音
  • 感触のよさ

    感触のよさ
  • 丈夫さと壊れにくさ

    丈夫さと壊れにくさ

受賞のメリット

  • 1

    「グッド・トイ」マークを
    パッケージなどに印刷表示できます

    「グッド・トイ」マークをパッケージやカタログなどに使用することができます。(無料)

    このたび、マークが新しいデザインになりました。「GOOD TOY」の「g」の文字の先から、虹色の光が差し込むように、さまざまな色が広がっています。
    グッド・トイに選ばれた多様な形や素材のおもちゃが、さまざまな場面で、多くの人たちを包む光となっていくように。
    そんな想いが込められています。

    旧受賞マーク

  • 2

    東京おもちゃ美術館にて
    常設展示

    東京おもちゃ美術館の「グッド・トイてんじしつ」に1年間、常設展示します。年間15万名以上の来館者へ向け、同館のおもちゃ学芸員が受賞玩具の魅力を紹介します。

    グッド・トイてんじしつ

  • 3

    公式マガジンで紹介

    当NPOが発行するフリーマガジン「グッド・トイガイド」(発行3万部予定)に、おもちゃコンサルタントの推薦文付きで、新受賞玩具として紹介されます。

    グッド・トイガイド

  • 4

    当Webサイトへの掲載

    受賞玩具の魅力を紹介する当Webサイト内のギャラリーページにて、ご紹介します。

    受賞おもちゃ

  • 5

    東京おもちゃ美術館
    ミュージアムショップで販売

    東京おもちゃ美術館にあるミュージアムショップ「Apty」(運営:株式会社アプティ)で販売される他、グッド・トイ特別通販サイトでも販売いたします。

    Apty

  • 6

    地域ならではの魅力あふれる
    姉妹おもちゃ美術館で展示

    おもちゃと遊びの文化を伝えるため日本各地に設立されている「姉妹おもちゃ美術館」。展示が行われるのは、 「長門おもちゃ美術館」 「花巻おもちゃ美術館」 「焼津おもちゃ美術館」 「徳島木のおもちゃ美術館」 「檜原森のおもちゃ美術館」です。

    姉妹おもちゃ美術館

  • 7

    新受賞玩具のイベントで全国に紹介

    新受賞玩具のお披露目イベント「グッド・トイ Cafe」を全国で順次開催します。各地のおもちゃコンサルタントが中心となり、実際に手に取り遊べる場を創出します。

    グッド・トイ Cafe

  • 8

    全国200ヵ所の子育てサロン
    「おもちゃの広場」の公認玩具に

    当委員会の子育てサロン「おもちゃの広場」(全国200ヵ所)で幅広く活用されます。おもちゃコンサルタントが受賞玩具の遊び方を子育て中のママ・パパにアドバイスします。

    おもちゃの広場

  • 9

    移動おもちゃ美術館の
    おもちゃセットに採用

    「グッド・トイキャラバン」「木育キャラバン」は全国50か所で開催される移動おもちゃ美術館です。体育館、博物館、デパートなどで遊ばれるおもちゃセットに選ばれます。

    グッド・トイキャラバン

  • 10

    その他 当委員会での活動内にて紹介

    日本を代表する子ども病院における「病児の遊び支援」など、当委員会の活動を通じ、玩具の持つ魅力が紹介されます。

    その他の活動

応募概要